歴史を巡る旅・島根編 いざ「石見銀山」へ(4)龍源寺間歩
前回までのあらすじ。
武家・町屋ゾーンを通り抜け、いよいよ銀山ゾーンへ。最終目的地の龍源寺間歩に向かいます。
// 石見銀山遺跡の中で唯一、常時公開されている坑道(「間歩」とは鉱山の掘り口)。
// 風景が山深くなってきました。
RPGに出てきそうな・・
歩こうと思っていた遊歩道は通行止め・・残念。
下河原吹屋跡
西本寺
山道をひたすら歩きます。
// だんだん上り坂に・・
豊栄神社
遠い・・
遠い・・
新切間歩(入れません)
// こんなことなら電動自転車を借りておけば・・
福神山間歩(入れません)。龍源寺間歩まであと少し!のはず・・
ようやく方向版が!
着いた。。
これが龍源寺間歩・・
入り口から外を仰ぎ見るの図。
深そう。天井が低い。。
全長は300m弱。旧坑道をまっすぐ進んだ後、出口に向かった新しく作られた坑道があるようです。
入り口がだんだん遠くに。
所々に横道があります。掘り進められた跡のようです。
旧坑道の終点に到着。
新坑道は見るからに後から掘られた感じがします。かなりの急こう配。結構深くまで降りてきたのですね。
出口が見えてきました!
(5)へ続く。
神話を巡る旅・福岡編 「神宿る島」宗像(3)辺津宮
前回までのあらすじ。
大島からフェリーで本土に戻り、バスで一路「宗像大社前」へ。
ここで宗像大社について少しおさらいすると、
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宗像大社は天照大神の三柱の御子神を祭っており、三女神は 田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)。田心姫神は 沖津宮(おきつぐう)、湍津姫神は 中津宮(なかつぐう)、市杵島姫神は 辺津宮 (へつぐう)に祭られており、三宮を総称して「宗像大社」と呼ぶ。
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沖ノ島は一般人は立ち入りできず、大島はフェリーで行く必要があるため、一般には「宗像大社」というと本土側にある 辺津宮 をお参りすることを指すようですね(辺津宮内に、第二宮(ていにぐう)、第三宮(ていさんぐう)という沖津宮の田心姫神、中津宮の湍津姫神の御分霊をそれぞれ祀る社があります)。
バスを降りると、さっそく鳥居が見えてきます。
// きもちよさそうな猫。
まずは辺津宮の本殿にお参り。
鎮守の杜の道を通って第二宮、第三宮へ。
// 見えてきました。
第二宮
第三宮
辺津宮内の神宝館では、沖ノ島で発掘された神宝が展示されており、古代祭祀の姿を垣間見ることができます。
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宗像大社収蔵品の中でも中心となる神宝で、昭和29年から三次に亘る学術調査で発掘され、その数は8万点に及びます。4世紀後半から約550年にわたって執り行われた大規模な祭祀は、我が国の形成期より仏教伝来を経て、今日の社殿祭祀へと変遷する過程を示す唯一のものです。
出土神宝は、古代における我が国の対外交渉を反映する銅鏡、武器、工具、装身具、馬具、金属製雛形品、滑石製品、土器、貝製品などで質・量ともに他を凌駕し、八万点の出土品すべて国宝に指定されています。
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写真家・作家の藤原新也さんの展示も必見です。
// 感銘を受けたので、写真集と書籍も購入してしまいました。
// この本を読むと、実際に見た神宝の感動がよみがえります。
バスの時間も迫ってきたので、最後に高宮祭場に向かいます。
// 厳かな雰囲気が漂っています。
宗像三女神降臨の地
// 沖ノ島と並び、祈りの原形を今に伝える古代祭場
この場で行われていたであろう、古の祭祀に思いをはせつつ・・
(寄り道)へ続く。
歴史を巡る旅・島根編 いざ「石見銀山」へ(3)武家・町家ゾーン散策
歴史を巡る旅・島根編 いざ「石見銀山」へ(2)大森代官所跡
前回までのあらすじ。
大田市駅からタクシーに乗って、大森地区の入り口「代官所前ひろば」に到着。
// 上記サイトの地図を拝借
// 代官所前ひろば
// 天気予報は雨。朝は何とか持っていたのですが、ここら辺りから雲行きが怪しく・・
// 歴史を感じる風景です
まずは、ひろばの近くにある大森代官所跡(石見銀山資料館)へ。
// ガイドブックでは最初に「石見銀山世界遺産センター」に立ち寄って銀山の歴史を勉強することをお勧めしていましたが、今回はこちらの資料館からスタートすることに。
ginzan.city.ohda.lg.jp
館内はとてもコンパクトでしたが、資料や展示も充実していて前提知識を得ることができました。銀山関連の書籍も何冊かGet。
外に出ると雨脚がかなり強く・・
この雨なので、近くの城上神社は手短に。
// 写真を撮るのも一苦労・・
「代官所」ゾーンに別れを告げ、「武家・町家」ゾーンに向かいます!
(3)へ続く。
歴史を巡る旅・長崎編 世界遺産「潜伏キリシタン」(1) 長崎のANAクラウンプラザホテルは立地が最高だった。
年が明け、2019年の旅行初めは正月休みを使って「潜伏キリシタン」を巡る旅へ。
(自分を含めて)ある程度の年代の方は「隠れキリシタン」という表現の方に馴染みがあると思いますが、世界遺産登録関連や研究の進展により、呼び方や整理の仕方も変わってきているようです(今回の旅や資料、本を通していろいろ学ぶことができました)。
長崎は母方の故郷ということで、幼少より親しみはあったのですが、記憶にない時期に一度行って以来の訪問のためとても楽しみにしていました。
長崎空港。
長崎駅へは空港からバスで40分ほど。
札幌、福岡などのように駅前に大きなビル群はないですが、空気も清々しくてとても心地よいです。
今回のホテルは最近優先的に愛用しているANAクラウンプラザホテル。駅からは徒歩でも行けそうでしたが(30分ぐらい?)、荷物が多かったのでタクシーで向かいます。
www.anacrowneplaza-nagasaki.jp
このホテルを選んだ理由はもう一つあって、実は潜伏キリシタンを巡る旅で外せない大浦天主堂の麓にあるんです(ホテルの部屋からグラバー通りも見えました!)。チェックインしたらすぐ行ける!
// 左がホテル、右がグラバー通り。
少し早めに着いたので、荷物を預けるだけの予定でしたが・・・幸運にもチェックインができました!
荷物を置いて、さっそく「信徒発見」の地、大浦天主堂へ
(2)に続く。