西海岸 ー フィッシャーマンズワーフでクラムチャウダーを食し、東萩の「萩しーまーと」に思いを馳せる。
[復元]今週は出張で一週間サンフランシスコに滞在していましたが、久々に雨続き・低気温続きでかなり体調を崩しました orz(やはりカリフォルニアとも言えども2月は寒い・・)
普段はシリコンバレー側に泊まることが多いのですが、今回は他社ベンダーのカンファレンス参加ということで、久々にダウンタウンに泊まれる!と思っていたら、予算の関係で(IT企業のカンファレンスがある時期は、一泊$300以下のホテルを探すのも難しいです・・)会場からかなり離れたフィッシャーマンズワーフの近くに泊まることに。。
観光で初めて行くのであれば絶好のスポットですが、主に西海岸が本社の日本法人で働いてきたので、既にサンフランシスコの主だった観光スポットは制覇済みで面白味がないのでただイベント会場から遠くて移動が面倒! 笑
とはいえ、せっかく徒歩で行ける距離に泊まるのであればと、移動日の夕食はお約束のクラムチャウダーを食べにフィッシャーマンズワーフに向かいました。
// 有名な看板
// アルカトラズ島
// Pier 39
今回はこのお店で夕食。
クラムチャウダー、アーンド、フィッシュ&チップス!
これぞアメリカ。ジャンクですね。
ここでふと、東萩の萩しーまーとを思い出しました。
// 萩しーまーとに行ったときはフィッシャーマンズワーフを思い出しましたが 笑
クラムチャウダーも悪くないですが、日本の漁港で食べる「海鮮丼」は、どこで食べても最高ですね :-)
萩・石見空港から始める「小京都」津和野への旅(3) 津和野城跡 ー その時 SL「やまぐち号」の汽笛が響く。
前回までのあらすじ。
太鼓谷稲成神社を出て山道を歩くと、ほどなく「リフト乗り場」が見えてきました。
// まぎれもなく「リフト」。こういうシチュエーションだと、大抵はロープウェイですが・・
// リフト終了時間は16:30!既に15:00を回っているので時間がありません・・
// そもそも城跡までどれぐらい歩くかも想像できていないのですが
// なかなか立派な城(跡)構えのようです。
// リフトは久しぶり。。怖い。
// ほどなく終点に到着。
// 係員からは「絶対に16:30までに帰ってくるように」念を押されます・・
と、ここで「SLやまぐち号」の文字が。そういえば津和野には今でもSLが発着しているのでした!しかもこの日の津和野発が15:45分、ということで、運が良ければ汽笛ぐらいは聞こえるかも、と少し期待が膨らみます。
// それなりの山道です。
// 色々なところが工事中な感じです。
// 中間地点ぐらいでしょうか。。
あと1km強。
「熊の生息地です!」と言われても・・今更どうしようもありません。笑
// 本丸まであと少し!
// だんだんそれらしい雰囲気が・・
// これは!
// 日本の風景は色彩がすごいですね。
// 津和野城跡に到着!
// 本丸跡に向かうと・・
そこには見事な景観が!
360°津和野が一望できます。
これは来た甲斐があります!
// とはいえ、実は本丸跡にいる間ずっとドローンを飛ばしている人物がいて、騒音もあって少しだけ腹立たしかったのですが・・
名残惜しいですが、リフトの時間もあるので後ろ髪を引かれながら本丸跡を後に。
// やはり、補修工事が進められているのですね。
と、このとき突然、遠方から津和野中に響き渡る甲高い汽笛の音が!
もしや、と思って時刻を確認すると15:45過ぎ。急いで遠くに目を凝らしてみると・・
// 遠方に列車の影が。。
煙が出てる!SLやまぐち!
遠方なので小さい物体が動いているようにしか見えませんでしたが、その場で5分程、汽笛を聞きながら佇んでいました。
いやー、是非津和野を再訪してSLに乗りたい!
// 再掲:
帰りは思いのほか早くリフト乗り場に到着(写真を撮っていないので当たり前か・・)。
// 太鼓谷稲成神社に戻ってきました。
// 立ち寄ったお手洗いのマークがキツネ・・
// 暗くなる前に戻ってこれました。良かった・・
ここから宿に向かいますが、帰りは殿町通りを少し散策することに。
// 古い城下町の風景
通りの堀には鯉が沢山!
宿からほど近い場所にある「津和野カトリック教会」にも立ち寄り
津和野は長崎の大浦天主堂の「信徒発見」後、大規模なキリシタン弾圧「浦上四番崩れ」による流刑地の一つ、乙女峠が有名です。この日は時間がない(というより疲れた)ので翌日訪れることにします。
// キリシタンを巡る長崎の旅もこちらで順次まとめています。
「津和野温泉宿 わた屋」に到着!
// 和室!
源氏巻き。
この日は随分歩いたので、足湯と温泉で疲れをとって、明朝は「乙女峠」で締めくくる予定!
(4)へ続く。
神話と歴史を巡る旅・鹿児島編(2) もう一つの高千穂・天孫降臨神話の地 霧島神宮 ー またしても大鳥居が。
前回まで。
鹿児島中央駅を13:11 に出て霧島神宮駅に着いたのが14:10頃。駅から霧島神宮まではタクシーで10分程です。
この日は鹿児島中央駅に戻ってから西郷どんゆかりの地も何件か巡りたいので、日の入り時間を考えても16:30頃には着きたい!ということで、15:38の「JR特急きりしま13号」に乗ることを考えると、参拝時間は1時間もありません。
急いでタクシーを拾い、霧島神宮前に到着!
早くも雰囲気があります。境内が広そう・・
// やっぱり広そう
// な、長い。
// ようやく建物らしきものが・・
境内のマップを確認します。
「ふーん、結構広いな~」と何気なく見ていると、下の方に「大鳥居」なるものを発見!
// 大鳥居といえば、過去の苦い経験が甦ってきます、、
霧島神宮にも大鳥居があることを知りませんでした。しかも場所は大神神社と同じく神社に向かった地点から方向が反対側・・危ない、危ない。。見ておいて良かった。。
// 余談ですが、大鳥居って結構いろいろなところにあるんですね・・
時間もないので、こんな感じでささっと見て回ることに。
霧島ゆかりの坂本龍馬がお出迎え。新婚旅行での「天の逆鉾」のエピソードは有名ですね。
// 今回は登れなかった高千穂峰
// 展望所でしばし景色を楽しみます
そして本殿の方へ。何か遠い・・
君が代でも詠まれている「さざれ石」
ガイドブックで何度も見てきた光景がついに目の前に!
// よ、予想以上に混んでる!?(鵜戸神宮よりはましな気がしますが・・)
あぁ、、混んでる。
拝殿。さすがに立派ですね。朱色が映えます。
// 手水舎
// 奥に神楽殿が見えています。
// さて、並びますか・・
ようやく番が回ってきました・・
// 本殿
// 神楽殿は横をさっと通り抜けます・・
// 時間が無くなってきた・・急いで大鳥居に向かわなくては、、
あった!さすがに大きい!
近くで見ると、茶色く変色している部分もあって歴史を感じさせます。
// 霧島ジオパーク。今回は全然回れていません・・
電車の時間まで30分を切ったところでタクシー乗り場に待ち行列が・・
こういう時のために最近は行きに乗った時にタクシー会社の電話番号を確認していますが、それでも中々電話が繋がらず。。
「特急に間に合わない!」と少し焦りましたが、4回目ぐらいのコールで何とかつながって、5分ぐらいでタクシーに乗ることができました。
// 運転手の方によると、週末なのでタクシーの数が少ない、とのことでした。。
// 到着!
高千穂河原古宮跡も行きたかった・・
これはまた霧島に来なくては。
(3)へ続く。
万葉まほろばの旅(3) 「元伊勢」檜原神社へ。山の辺の道で神秘的なパワースポット「龍神神社」に出会う
前回までのあらすじ。
残念ながら三輪山は登拝できず、意気消沈しつつも狭井神社を後にして、大神神社の摂社、「元伊勢」檜原神社へ向かいます。
// 余談ですが、大神神社の境内って広いですね。。
// 上記サイトの地図を参照
// 今回の経路
// 出発!再び山の辺の道へ。
// それなりの山道
// 景観を楽しみながらひたすら歩きます
おやっ、前方に看板が。。
ガイドブックやマップには載っていませんでしたが、少し寄り道することに。
// 大神神社とも関係なさそうです。
// この景観は!?
突如、素晴らしい景観が。
かなり鬱蒼としています・・
// 池の対岸に龍神神社が・・
お稲荷様?
しばらく景観を楽しみつつ、時間もないので山の辺の道に戻ります。
のどかな風景の中を、ひたすら歩きます。。
檜原神社まで0.3km。
// 玄賓庵(げんぴあん)
// あと一息!
// のはず・・・
着いた!?
さすが元伊勢、神秘的な雰囲気。珍しい三ツ鳥居が見えています。
檜原神社を後に。
遠景
さて、今回はここで山の辺の道とお別れし、最後の目的地である纏向遺跡(箸墓古墳)に向かいます。と、なにやら遠方に怪しげな石碑が。。
普段演歌は聴かないですが、大和路は演歌の舞台にもなってるんですね :-)
記念に聴いてみました。PVにも確かに大和路が!
// 水森かおり「大和路の恋」
(4)へ続く。
「神社本庁とは何かー「安倍政権の黒幕」と呼ばれて」を読み、教養について考える。
とても興味深く拝読しました。
著者は「宗教問題」という雑誌の編集長とのことで、内容を鵜呑みにするつもりはないですが、これ以外の様々な専門書で「神道」や「歴史」を学んだ前提の上で、それなりの信頼性はありそう。Amazonのレビューにもある通り、問題提起系の内容なので賛否両論も多そうですが、門外漢の一般庶民としては参考になります(重ねて、鵜呑みにする気はないですが)。
神社に行くときには、お賽銭だけでなく、神社の由緒を記した冊子やお守りなども忘れず購入する気にさせてもらえる本。
神仏を巡りながら、日本古来の思想や宗教を学んでいくと、必然的に日本の歴史や政治もつながってきて、現代に生きる上での「縦糸と横糸」が繋がっていくことを感じます(精神も安定してきます)。平均的な現代日本人として、これまで「思想」や「宗教」の視点は深く意識せず(時に神社にお祈りしながら)人生の大部分を過ごしてきましたが、年齢が上がるにつれ、やはり教養は日々実践的に学んでいかないといけないな、と思う今日この頃(ド理系のIT屋として、歴史の理解が大学受験までの「年号暗記」と「出来事の細切れの理解」で長らく止まっていたので、自分が如何に無知であったかを日々知ることができるのが純粋に楽しいです)。
愛読する出口治明さんの本にある
- 本を読む
- 人に会う
- 旅に出る
「本を読み、人に会い、旅をする。そして自分の頭で考え抜く。 」
は、旅にでるようになって、まさにその通りだと実感します(本は昔から濫読しますが、それだけでは不十分でした)。いろいろな物事が繋がります。どんな本(誰の本)を読むべきかわかってきます(名前が芋づる式に出てきます)。そして思考の軸ができてきます。