前回までのあらすじ。
槵觸(くしふる)神社を後にした時点で既に16時過ぎ。高千穂神社までは徒歩16分ということで、今回の旅行のメインである「高千穂峡」を日没前に歩ききるためにも一刻の猶予もありません・・
// といいつつ、山歩きに備えて通り道にあるホテルに立ち寄ります(この時はまだ余裕あり)。
土地勘がないため実際の距離感がつかめませんが、地図を見る限り結構歩くことを想定。。
// 想定ルート
// 後半の「自然観察道」が響き的にちょっと不安・・
// このときの悪夢が脳裏によぎりますが、さて、、
// 例によって地図だとすべてが平面なので、見た目の距離感だけでは測れないものがあります。
ガンガン歩くと、16時半過ぎには高千穂神社に到着!
// 今回はあまりに疲れたこともあり結局行きませんでしたが、高千穂神社では観光客向けに毎夜20:00-21:00、高千穂神楽が奉納されています。
// 高千穂郷八十八社の総社だけあって、立派な鳥居です。
御祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)。具体的には、以下の6柱の神々を総称しています。
・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)/ 木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)/ 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
・鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)/ 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
// 左の3柱は日向三代、つまり神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこのすめらみこと)・初代神武天皇の祖先ですね。
// 参拝。
すこし周りを散策したいところですが、、既に薄暗くなってきていたので早々と切り上げて高千穂峡に向かいます。
この時点で 16:45。ちなみにこの日の高千穂の日の入りは17:28。厳しい戦いになりそうです・・
そして早くもまた別の不安が的中。。
ブルータス、お前もか。。
// これ絶対歩く道じゃないパターン!
しかも夕方だというのに意外と自動車が通る・・
// まだか・・
// ようやく着いた!ここまで10分!あー谷から落ちないで良かった。。
おのころ島といえば「淡路」のイメージですが、ここにも「おのころ島」が。
月形・日形
// 確かによくみると月の形をしてますね。
// 高千穂峡!
// あれっ?
日本中、縁結びの聖地だらけです 笑
そしてついに・・・
ここ2年の間ガイドブックの写真ですら圧倒され続けた「真名井の滝」が眼前に!!
// おっ、これは・・
// 真名井の滝!!
// 既に17時を過ぎているため、残念ながらあの有名な「貸しボート」は見当たりませんでしたが・・ それでも眼前でみる光景は壮観の一言に尽きます。さすが「日本の滝百選」。
さて、ここからはもう時間との戦いです。
ひたすら歩き続けます・・
// 360°絶景
ようやく鬼八の力石が。まだまだ先は長そう・・
高千穂峡遊歩道を歩く。まだこの辺りは整備されています。
この時点で全行程の半分弱ぐらい?この時点で17:15分。少しづつ不安になってきました・・
// 相変わらず絶景は続きます。と同時に日も暮れて・・
高千穂三代橋が見える地点に到着。
// 前から「神橋」「高千穂大橋」「新都高千穂大橋」
それにしても、これから一番手前の神橋を渡る予定なのですが・・・何か苔むしているような・・
// こ、怖い・・
そしていよいよ懸案の「自然観察道」(表示では九州自然歩道となっています)の入り口に。。自然歩道って響きがいかにも整備されてなさそう・・
// しかも縁起が悪く「安全第一」の標識が・・(最初は通行止めかと思って心臓が止まりかけました 笑)
この時点で17:25分(日の入りは17:28分)
日没確定!!
もはやダッシュしかありません。
// これが暗くなる前の最後の絶景・・
// ここから悪路に比例してどんどん暗くなっていきます・・
// 高千穂神社まであと300m!とぬか喜びしてはいけません。何しろここは自然道。アップダウンの激しい山道です・・
// 軽いハイキングのつもりがなぜ登山を・・あれっこのパターンもどこかで・・
// デジャビュ
完全な日没寸前。。
きついのぼり階段が続きます・・
ついに真っ暗に。この時点で17:35分。実際は三代橋から10分も時間は経っていませんが、あっという間に遭難気分(実際は歩き続ければ神社にたどり着くのでしょうが・・)
とにかくアップダウンがきつい!そして色々朽ちてる。。
// 結構な早歩きのため、さらに疲労困憊に・・
// 着いた・・(この時点で17:38分)
ということで、実際は普通に歩いても15分もあれば踏破できる距離でしたが、、
距離感が分からないまま暗闇の中できついアップダウンを繰り返したので、かなり疲弊しました・・
まだ18時前ですが、この時点で20時からの高千穂神楽を見る気力はすっかり無くなってました 笑
これはもう「高千穂牛」に直行するしかありません。
// 行きがけに下調べしたココです。
(6)へ続く