万葉まほろばの旅(3) 「元伊勢」檜原神社へ。山の辺の道で神秘的なパワースポット「龍神神社」に出会う
前回までのあらすじ。
残念ながら三輪山は登拝できず、意気消沈しつつも狭井神社を後にして、大神神社の摂社、「元伊勢」檜原神社へ向かいます。
// 余談ですが、大神神社の境内って広いですね。。
// 上記サイトの地図を参照
// 今回の経路
// 出発!再び山の辺の道へ。
// それなりの山道
// 景観を楽しみながらひたすら歩きます
おやっ、前方に看板が。。
ガイドブックやマップには載っていませんでしたが、少し寄り道することに。
// 大神神社とも関係なさそうです。
// この景観は!?
突如、素晴らしい景観が。
かなり鬱蒼としています・・
// 池の対岸に龍神神社が・・
お稲荷様?
しばらく景観を楽しみつつ、時間もないので山の辺の道に戻ります。
のどかな風景の中を、ひたすら歩きます。。
檜原神社まで0.3km。
// 玄賓庵(げんぴあん)
// あと一息!
// のはず・・・
着いた!?
さすが元伊勢、神秘的な雰囲気。珍しい三ツ鳥居が見えています。
檜原神社を後に。
遠景
さて、今回はここで山の辺の道とお別れし、最後の目的地である纏向遺跡(箸墓古墳)に向かいます。と、なにやら遠方に怪しげな石碑が。。
普段演歌は聴かないですが、大和路は演歌の舞台にもなってるんですね :-)
記念に聴いてみました。PVにも確かに大和路が!
// 水森かおり「大和路の恋」
(4)へ続く。
「神社本庁とは何かー「安倍政権の黒幕」と呼ばれて」を読み、教養について考える。
とても興味深く拝読しました。
著者は「宗教問題」という雑誌の編集長とのことで、内容を鵜呑みにするつもりはないですが、これ以外の様々な専門書で「神道」や「歴史」を学んだ前提の上で、それなりの信頼性はありそう。Amazonのレビューにもある通り、問題提起系の内容なので賛否両論も多そうですが、門外漢の一般庶民としては参考になります(重ねて、鵜呑みにする気はないですが)。
神社に行くときには、お賽銭だけでなく、神社の由緒を記した冊子やお守りなども忘れず購入する気にさせてもらえる本。
神仏を巡りながら、日本古来の思想や宗教を学んでいくと、必然的に日本の歴史や政治もつながってきて、現代に生きる上での「縦糸と横糸」が繋がっていくことを感じます(精神も安定してきます)。平均的な現代日本人として、これまで「思想」や「宗教」の視点は深く意識せず(時に神社にお祈りしながら)人生の大部分を過ごしてきましたが、年齢が上がるにつれ、やはり教養は日々実践的に学んでいかないといけないな、と思う今日この頃(ド理系のIT屋として、歴史の理解が大学受験までの「年号暗記」と「出来事の細切れの理解」で長らく止まっていたので、自分が如何に無知であったかを日々知ることができるのが純粋に楽しいです)。
愛読する出口治明さんの本にある
- 本を読む
- 人に会う
- 旅に出る
「本を読み、人に会い、旅をする。そして自分の頭で考え抜く。 」
は、旅にでるようになって、まさにその通りだと実感します(本は昔から濫読しますが、それだけでは不十分でした)。いろいろな物事が繋がります。どんな本(誰の本)を読むべきかわかってきます(名前が芋づる式に出てきます)。そして思考の軸ができてきます。
映画 - 「七つの会議」原作読んでたけど楽しめました!野村萬斎以外にも、登場人物の「顔芸」が皆凄かった
池井戸潤原作の映画「七つの会議」。
行くタイミングを逃しそうだったので、海外出張前に急遽観てきました。
原作は読んでいてあらすじは把握していたので「楽しめるかな・・」と思っていましたが、、全くの杞憂!
予告編では野村萬斎のインパクトが凄かったですが、実際にはどの登場人物もキャラが濃かったです 笑
(ネタばれになるので詳細は書きませんが)あらすじは原作にかなり忠実でしたが、映画ということで原作以上に主人公の「八角」(野村萬斎)の役がフィーチャーされていたのと(人間性やプライベートな面も掘り下げていました)、やはり作中を通したヒロインが必要ということで?原作では途中の章に出てきたOLの女性が結構重要な役どころになっていました。
// 朝倉あきさんという女優ですね。初めて拝見しましたが、清楚な感じの美人で役柄にぴったりはまっていました。これから人気が出そうです。
あと、映画の公式サイトにキャストの顔が並んでいますが、みんなかなり濃いキャラ作りがされていました。登場人物の演技(特に顔)だけでも楽しめます 笑
// 八角の笑い方だけはちょっと、イメージと違ったかも。。少し作りすぎ?
ということで、今年観た映画の中では「面白さ」という点では一番楽しめました!お薦めです!
万葉まほろばの旅(2) 三輪山を目指し、山の辺の道を歩いて狭井神社へ。なんと新嘗祭と被る・・
前回までのあらすじ。
(うっかり大鳥居を見忘れましたが)大神神社への参拝も済ませ、
このあとの予定では、山の辺の道を歩きながらまずは三輪山の登山口となる狭井神社に向かいます。あわよくば三輪山を参拝し、「元伊勢」檜原神社まで行ったところで道を外れ、女王卑弥呼の墓とも言われる箸墓古墳が今回のゴールです。
// 山の辺の道は天理の石上神社辺りまで続く長い道のり(26kmぐらい!)なので、今回はかなりショートカットしています。
大神神社の境内を歩いて山の辺の道に向かっていると、何やら即売会らしきものが行われていた形跡が・・そう、この日は勤労感謝の日、もとい宮中行事で一番大事な新嘗祭の日でした・・それに合わせて、神社でも催し物が、、
寒さに震えているところにちょうど「残り5皿でーす!」という威勢のいい声が聞こえてきたので、思わず購入。山中を歩く前に、おいしいぜんざいで一息つきます。
体も温まり元気になったところで、いよいよ山の辺の道へ
// おぉ、何か雰囲気があります。
と、道中に「大和国原を一望する」とうたう展望台(大美和の杜展望台)が!
脇道にそれ、ちょっと寄り道。
// 既に先客がたくさん
なかなかの展望
// 前の木々が少し邪魔ですが、なかなかの見晴らしです。
// 恋人の聖地。ブルータス、お前もか。
// これは三輪山?
ふたたび山の辺の道へ
// 狭井神社に到着。そこはかとなく神秘的な雰囲気
素晴らしい日本の景観
こんなところに三島由紀夫が。「豊饒の海」執筆の際に、訪れているのですね。
// 三島由紀夫の石碑
三輪山山頂へも登拝されているのですね。ますます登ってみたくなりました。
// 拝殿が見えてきました
// 三輪山を拝みます
そして拝殿の横手に回ると「御神水」が。
耳を澄ませると、確かにかすかな水の音が聴こえてきます。
そして、霊泉の水。
そして、境内の中央に戻って周りを見回してみると・・
// あれが登山口!
// 霊感はないですが、見た感じものすごい霊力が漂っているように見えます
んっ?
「お知らせ」
。。。
// 三輪山登拝について
// あらかじめ調べておけばよかった・・
“I shall return.”
気を取り直して、「元伊勢」檜原神社へ
さて、どんなハイキングになるでしょうか。
(3)へ続く
神話を巡る旅・島根編 「神々の国」(3) 美保関灯台~五本松公園 ー 遊歩道を2時間彷徨う・・
前回までのあらすじ。
気分でうっかり足を踏み入れてしまった遊歩道。
頭の中ではこんな感じで歩いて30分位で美保神社まで戻れる予定だったのですが・・
あれっ、思ったより本格的?
結構な山道が・・
・・・
これはひょっとして失敗?・・・
景色は素晴らしいです!
「五本松公園」まで3km・・
でも景色は絶景!さっきまでいた場所がこんなに小さく。
そうこうしているうちに山頂に到着!
// 別に山頂に行きたかったわけではないのですが・・
// 気付けばいつの間にか登山?を・・
どっちに行けば良いのか、、
// この時点で素直に「仏谷寺」の方向に向かえばよかったのですが、ちょっと「五本松公園」方向に行ってみるかと思ったのが運の尽き・・
// 坂がきつい・・
高々数百メートルのはず・・
稲荷神社のような鳥居が!
塔が見えてきました。
「平和記念塔」とあります。
絶景ポイント。
この時点で15:50過ぎ。15:11 のバスに乗るつもりがいつの間にかハイキングを・・
しかも既に3km以上歩いているということは、これから戻っても何分のバスに乗れるか・・
// 道を間違えました
ここはどこ?
迷走中・・
迷走中・・
助かった!
戻ってきました。。。
結局、こんな感じで5km以上歩いたことに。。たっぷり2時間かかりました。
あとで調べてみると、実際は普通のハイキングコースのようなのですが、師走の年の瀬の寒い時期の夕方に、こんな場所を歩く酔狂な人はいないみたいで・・(誰とも会いませんでした・・)。当初30分の予定が、道中の分からない薄暗い山道を2時間も歩いたので、心身ともにずいぶんヘトヘトになりましたorz
結局バスは1本乗り遅れて17:11発に。
最後に少し周りを散策。
機会があったらまた訪れたいです。
// だいぶ日が暮れてきました
バス停へ。
郵便局の真横です。
「宇井渡船場」で乗り換え。
「宇井渡船場」。く、暗!
人っ子一人いないバス停で、一人待つ・・
// 境港には無事辿り着きました :-)